ほっとタウン - 2012年12月号 -  公益財団法人 荒川区芸術文化振興財団

ほっとタウンは荒川区芸術文化振興財団が毎月発行している、荒川区の地域情報誌です。区内の様々な情報や、区民のみなさまが参加されている各団体の活動、区内のイベントなどを掲載しています。


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竹中雛人形製作所☎3892-9969町屋1-21-7(10:00∼18:00)千代田線・京成線町屋駅徒歩2分工房にて展示・販売しています。ぜひご来店ください。荒川区指定無形文化財◆親王飾り52,500円(税込)よりACC         2012年12月号NO.288I05 二十五回を数える都電荒川線写真コンテストは、四半世紀の歴史をもつに至ったが、当財団の前身である財団法人荒川区地域振興公社の設立直後から始まる息の長い催しのひとつとなっている。それには応募された皆様の支えがあった。都電軌道十二・二一キロを中心に日常繰り広げられる人々の営みや街の景観、年中行事などを被写体にするのでマンネリに落ち入らないよう工夫するところにこのコンテストの妙味があるといえる。 全体をみて感じられる大過ない作品づくりは近年急速に進化したデジタル化に依る。さすがに上位作品は力作で明確な撮影意図、良い構図とシャッターチャンスが光る。一般部門で荒川区長賞を手中に収められた増田和也氏の﹁ジャンプ!﹂は公園遊具で跳躍する少年の真剣な表情と両腕を大きく広げたポーズに明るい希望と夢を重ねてみることもできる。 今回から﹁都電とバラ部門﹂が新設され、一般部門との住み分けに若干の戸惑いがみられた。来年も楽しい作品を期待したい。選評第 回都電荒川線写真コンテスト入小泉定弘荒川区芸術文化振興財団芸術監督写真家 日本大学講師審査委員長25サンポップ賞一般部門「桜にジャンプ」柴崎タミ子(佐倉市)荒川区長賞都電とバラ部門「黄色いバラと都電」藤井一夫(豊島区)荒川生花商組合賞都電とバラ部門「楽しいお買いもの」佐藤吉保(荒川区)荒川区芸術文化振興財団賞小・中学生部門「天文号は大きな宇宙」児島和桜(小金井市)荒川区芸術文化振興財団賞ファミリー部門「いっぱい食べてね」松浦洋子(松戸市)東京商工会議所荒川支部会長賞一般部門「厳粛の刻」阿部宏子(荒川区)荒川区商店街連合会賞一般部門「アーチの先に荒川線」太田郁雄(豊島区)応募総数1,098点の中から厳正な審査の結果選ばれた、「第25回都電荒川線写真コンテスト」の入賞作品が今年も展示されます。第 回2512月1日(土)∼9日(日)午前9時∼午後7時(初日のみ午後0時30分から)町屋文化センター2階ふれあい広場12月1日(土)午前11時30分創作落語同時開催都電荒川線写真コンテスト入賞作品展示


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