ほっとタウン - 2013年09月号 -  公益財団法人 荒川区芸術文化振興財団

ほっとタウンは荒川区芸術文化振興財団が毎月発行している、荒川区の地域情報誌です。区内の様々な情報や、区民のみなさまが参加されている各団体の活動、区内のイベントなどを掲載しています。


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広告のお申し込みは・荒川区芸術文化振興財団☎3802-7111ンク、〝見守り〟が黄色と、5つに色分けされています。このカルタを使った子どもたちのカルタ大会が平成21年度から実施され、来年2月に第5回目が南千住地区で開催される予定です。 ﹁おせっかいおじさん・おばさん運動﹂は、他人に関心を持つことの大切さを呼び掛けるもので、掲示板にポスターを貼ったり、実際におせっかいをして良かった・嫌だったことなどの体験談を募集して、リーフレットを作り、PR寸劇に活かしたりしています。 この他にも、小学校の新1年生を対象に︿3つの視点﹀、︿心をつなぐ5つの取り組み﹀を入れたクリアファイルを配布したり、﹁あらかわの心﹂ニュースの発行なども行っています。 平成27年に発足10周年を迎える﹁あらかわの心﹂区民委員会では、記念行事にむけていろいろな企画を練っている最中とのことです。最後に今後に向けてメッセージを伺いました。 ﹁荒川の住人はもともと下町気質でめんどうみの良い気風を持っていると思います。それに自信を持って、これからも守り育てていきたいと思います﹂︵山さん︶ ﹁荒川の心を守り育てるには、毎日の小さな積み重ねが大事です。難しいことじゃなくて、毎日を楽しみながら活動していきたいです。﹂︵安部さん︶ 幹事長、副幹事長を囲んで、笑顔が絶えないメンバーの皆さん。お声がかかればどこへでも出前説明会やPR寸劇の巡業に伺いますよ、と明るく締めくくってくれました。 ﹁子は親の鏡﹂という名言があります︵ドロシー・ロー・ノルト博士の著書﹃子どもが育つ魔法の言葉﹄より︶。親を大人と言い換えて、子どもは大人を映す鏡とも言われます。大人一人ひとりが、次世代を担う子どもたちの良いお手本となって、地元を愛し、人を思いやる心を受け継いでいこうという活動を行っているグループが﹁あらかわの心﹂推進運動区民委員会︵以下、﹁あらかわの心﹂区民委員会︶です。 ﹁あらかわの心﹂区民委員会は、小学校PTA連合会や青少年育成地区委員会、町会連合会をはじめ、荒川区の主立った団体から推薦された幹事によって構成されています。幹事長の安部義治︵あべ・よしはる︶さん、副幹事長の山律子︵やまざき・りつこ︶さんを中心に、幹事会の主要メンバーの方々にお話を伺いました。 ﹁あらかわの心﹂区民委員会の根本は、荒川区が平成14年から推進してきた﹁豊かな心を育む荒川3つの行動プラン﹂を基本にバージョンアップしたものです。具体的には﹁まず大人が行動する﹂﹁大人が子どもと一緒に行動する﹂﹁地域ぐるみで大人が子どもを見守り育てる﹂という︿3つの視点﹀を掲げました。その上で、﹁笑顔であいさつしよう﹂﹁きまりを守ろう﹂﹁思いやりを持とう﹂﹁いろいろな体験をしよう﹂﹁見守り、声をかけよう﹂という︿心をつなぐ5つの取り組み﹀と、それぞれの行動例を提案しています。 これを広めるために﹁あらかわの心﹂区民委員会はさまざまな活動を行っていますが、その中でもユニークなのがPR寸劇です。 ﹁リーフレットを作って、幼稚園や学校、青年会議所、お祭りなど、人が集まるところに出向いて﹃出前説明会﹄をしていますが、それに加えて、内容を分かりやすい寸劇に仕立てて、私たちが役者になって演じようということになりました﹂︵安部さん︶ ﹁ストーリーを皆で考え、衣装や小道具も手作りで用意しました。劇にして見てもらうと言いたいことがストレートに伝わります。おもしろい取り組みだと大学の先生に興味を持っていただき、招かれて京都の小学校で上演したこともあります﹂︵山さん︶ 寸劇の第1作目は、思いやりやマナーの欠如を嘆く﹁おばあちゃんの落胆編﹂。2作目は、マナー違反の若者にさっそうと声をかける﹁おばあちゃんのおせっかい編﹂。3作目は、どっちが良い子?とクイズ形式を取り入れた﹁カルタ編﹂とラインナップを充実させてきています。 PR寸劇とリンクする活動が、﹁あらかわの心﹂カルタと﹁おせっかいおじさん・おばさん運動﹂です。﹁荒川は 笑顔とあいさつ にあう町﹂﹁まちの中 めいわく駐輪 危ないよ﹂など、﹁あらかわの心﹂カルタは、平成20年に区内で、心をつなぐ5つの取り組みの主旨を表現した読み札を募集して作られました。カルタの読み札は、シンボルマークと同じように、〝あいさつ〟が水色、〝きまり〟がオレンジ、〝思いやり〟が黄緑、〝体験〟がピACC         2013年9月号NO.297I02ほっとチームほっとチーム﹁荒川は笑顔とあいさつにあう町﹂。募集した標語でカルタを作ったり、ゆかいな寸劇に仕立てたり。思いやりあふれる荒川の心を守り育てるユニークな活動を﹁あらかわの心﹂推進運動区民委員会は行っています。﹁あらかわの心﹂推進運動区民委員会楽しみながら学びながらもうすぐ迎える活動10周年メンバー自ら舞台に立ってユーモラスな寸劇で活動をPR情報満載のオフィシャルサイトへアクセス!ACC公益第27回川の手荒川まつり寸劇公演第27回川の手荒川まつり「あらかわの心」ブース(前列:左から右へ)石山美知子さん、山律子さん(副幹事長)、加賀谷良子さん(後列:左から右へ)安部義治さん(幹事長)、関井文枝さん、本多敦子さん、川田和子さん、三ツ山純子さん取材を受ける安部幹事長「あらかわの心」カルタ﹁あらかわの心﹂推進運動区民委員会事務局荒川区子育て支援部児童青少年課青少年育成係電話3802-3111 内線3833FAX3802-0809E-MAIL:ARAKOKO@CITY.ARAKAWA.TOKYO.JP※カルタ︵500円税込︶、シンボルマークのピンバッジ︵300円税込︶ のお求めも右記まで。お問い合わせ先


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